ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ シュトゥットガルト JAPAN TOUR 2018
ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ シュトゥットガルト
シュトゥットガルトで出会ったヨーロッパで活躍する日本人若手演奏家と、ドイツの名門、シュトゥットガルト放送交響楽団の精鋭たちが意気投合し結成したアンサンブルです。
ミュンヘン国際音楽コンクールで2位を受賞、サイトウキネン、ウィーンフィルでの演奏経験を持つヴァイオリンの白井圭、同じくミュンヘン国際音楽コンクール2位のチェロ横坂源、サイトウキネン、シュトゥットガルト放響のコントラバス幣隆太朗など欧州で活躍する日本人若手演奏家がメンバーに名を連ねています。
コンサートの前半はモーツァルトのコンサート・アリアから交響曲まで自分たち用に編曲されたバラエティに富んだプログラムでした。
交響曲第1番 変ホ長調 K. 16
モーツァルト8歳の時に作曲した作品です。
コンサート・アリア「この麗しい御手と瞳のために」 K.612
唯一コントラバスのために書かれたもので、今回歌の部分をファゴットに編曲して表現しています。
ロンド 変ホ長調 K. 371
ホルンの音色が栄えるメロディーです。
コンサート・アリア「やさしい春がもうほほ笑んで」 K. 580
ソプラノのために描かれたものをクラリネットで表現しています。
ロンド ハ長調 K. 373
後半はシューベルトの名曲、シンフォニックであたたかな響きが聴く人を幸せにする八重奏曲でした。
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803
●ヴァイオリン:白井 圭、エミリー・ケルナー
●ヴィオラ:ヤニス・リールバルディス
●チェロ:横坂 源
●コントラバス:幣 隆太朗
●クラリネット:ディルク・アルトマン
●ファゴット:ハンノ・ドネヴェーグ
●ホルン:ヴォルフガング・ヴィプフラー
SKOメンバーでSKF,OMFに参加している松本が大好きな演奏家が集まる「トキシラズ」
その演奏家から初めての日本ツアーを松本からやりたいと声をかけていただいて演奏会を開いたのが5年前。
今回10周年と銘打って再び松本からとコンサートを開催しました。
自分たちのために編曲した多彩で意欲的なプログラムを、次世代を担う若さ溢れる演奏で聴かせたコンサートでした。
「トキシラズ」のオーナー山田さんが「この街で商いをしているからこその、このご縁を沢山の方々と共有できることは使命でもあるのかな」と
ザ・ハーモニーホールをいっぱいにするコンサートを成功させました。
素晴らしいですね。