⑯池上百竹亭茶室 #マツモト建築芸術祭

2023.2.24
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⑯池上百竹亭茶室 #マツモト建築芸術祭

池上百竹亭 昨年に続き今年も茶室がマツモト建築芸術祭の会場となっています。

旧町名「葵の馬場」に位置する「池上百竹邸」は、松本城北の外堀の道路を挟んだ場所にあります。

明治から昭和を生きた呉服商、故池上喜作氏が多くの文化人と交流を深めたゆかりの旧邸です。
日本の伝統を伝える和室と茶室、露地や竹林の閑静な庭園からなり、仲間との語り合い、学習の場として利用できます。
お庭はオープンガーデンとして一般公開されています。

松本城の北道路沿いを挟んだ場所にあります。駐車場も前に数台停められます。
過去の記事は、こちらををご覧ください。

池上百竹亭

池上百竹亭 茶室

松本市丸の内10-31 10:00〜16:30 定休日なし

建築年 昭和33(1958)年 設計者 不明 施工者 不明

明治23(1890)年に呉服卸商の長男として生まれた池上喜作の邸宅として、昭和33(1958)年に建てられた。日本の伝統を伝える和室と茶室、露地や竹林が醸し出す閑静な庭園は、自らも文化人として活躍した喜作が多くの俳人や歌人と交流を深めた場所だった。庭園内にある明治百年記念の句碑や寿塔は、喜作が終生深く関わった俳人萩原井泉水のもので、毎年この邸宅を訪れていたという。茶室は京都から茶室専門の大工を呼んで作らせた本格的なもので、茶室の障子張りも京都から建具の専門家を呼んで仕上げられた。これらの職人は、浅間温泉の旅館に寝泊まりして作業を行なったという。また、裏千家風の露地を作るため設計師を京都に送って学ばせ、さまざまな樹木を配し、四季の移ろいを感じさせる侘び寂びの空間を作り上げた。
平成7(1995)年に遺族から松本市に寄贈され、芸術文化の振興を図るための社会教育施設『池上百竹亭(ひゃくちくてい)』として翌年に開館した。
(マツモト建築芸術祭公式サイトより)

池上百竹亭庭

 

池上百竹亭茶室

どこにも入口が空いていません。低い窓から中を覗き込みます。

あらら・・蛙さん、鼠君、兎さんが住んでいました。

ステファニー・クエール

ステファニー・クエール

昭和57(1982)年、英国・マン島に生まれる。平成17(2005)年、スレード・スクール・オブ・アート 彫刻学科を首席で卒業、平成19(2007)年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 彫刻学科修士課程を修了。現在もマン島のスタジオを拠点に制作を続けている。
クエールの作品は、人間と動物に本来備わっている自然の力に焦点を置き、動物のエネルギーの本質を捉えるために描かれた何枚ものスケッチをもとに、粘土という素材を用いて作品を作り上げる。そうして作られた動物たちは、身近でありながら独特の存在感を放ち、自然の中での私たちの重要な位置と役割を思い出させてくれる。(マツモト建築芸術祭公式サイトより)

ステファニー・クエール蛙

茶室からの敷石 周りは先週の雪のせいか、地面がぐしゅぐしゅでまさにこのような時のために、規則正しく敷かれた石なんだと石の上を歩き感心しながら茶室を後にしました。

敷石