焼岳 (中の湯ルート往復)
今回は、焼岳登山 を紹介します。
「焼岳」は、松本市と高山市にまたがり、日本百名山のひとつで、
飛騨山脈の主稜線上にある山です。
松本からのアクセス方法
マイカーでは、松本市外地から、R158を上高地方面に走ります。釜トンネルを左折して、安房峠の旧道に入る道を右折。中の湯を通り越していくと、中の湯登山口があります。
(所要時間 早朝の場合 1時間〜1時間半 山道ですので、状況により時間の誤差が出ますので、余裕を持ってお出かけください)
他には、上高地からの登山口などが、一般的です。
釜トンネルを左折した卜伝の湯上部からの登山口もありますが、整備が行き届いていませんので、道に慣れた方以外はお奨めできません。
公共交通では、松本市からアルピコバス上高地行きか電車で新島々行きに乗り
終点下車で、上高地行きに乗り換えて「中の湯」で下車
登山ルート 中の湯口〜焼岳山頂往復
6月12日(火) 朝7時快晴 気温10度 登山口を出発
急登が続く 第1ベンチまで約40分
しばらく森の中を歩いて行くが、1時間50分くらいで森を抜けると、目前に焼岳が眺められる。2時間後に谷間に出ると、目前に頂上を仰ぎ見れる。
ここからの登りは、はしごなどが続く急登。大きな雪渓は2つ。
日々雪が解けている様子。
3時間過ぎた辺りで、稜線に出る。火山湖が見える。美しい!
稜線から左に回りこむと、1箇所ガスが勢いよく吹き出ている。
硫黄の臭いがきつく鼻につく。
岩場を登ると北峰頂上に到着
上高地から穂高連峰が目前に広がる。
登頂までの時間3時間半(ゆっくり歩いて)下り2時間20分
頂上からは、上高地を見下ろし、目前には穂高連邦、北アルプスが見える。
今日は、このまま来た道を戻りましたが、焼岳小屋を経由して、上高地に下るルートもあります。
以前そのルートを使った時は、全行程6時間半程でした。
但し、車で来た場合は、上高地からタクシーで戻ると、帝国ホテルから乗車で中の湯登山口まで、約4000円ほどかかりました。
バスの場合は、中の湯で下車してそこから歩くとかなり大変かもしれません。元気な方にのみお奨めします。
最初の30分くらいは、たくさんのお花がお出迎えしてくれました。
<立ち寄りどころ>
中の湯 立ち寄り湯のある名湯旅館の温泉に入りました。
中の湯情報はこちらからご覧下さい。(別画面表示)
松本市上高地4467
単純温泉 効用 筋肉痛・神経痛・関節痛など
入泉料 立ち寄り湯700円
熱い湯とぬるめの湯の2種類と露天風呂の3つの湯船がありました。
ここからの穂高の眺めは、抜群です。露天風呂からは、ゆったりとお湯につかりながら、景色を堪能できます。
登山者の感想
焼岳は、北アルプスの中では、比較的安全で今回の私の登山時間も登り3時間半下りは、2時間20分と日帰り登山としても適度な山歩きを楽しめます。また、視界が開けてからの眺めも素晴らしく人気の山です。
ご注意 2時間近くを過ぎた辺りで、森林限界になり尾根、稜線歩きでは、晴れた日には、太陽を燦々と浴びるので、日焼けにご注意ください。
【登山者・記事 やまもと】
2008年 5月15日(木) 快晴 写真追加しました。
旧安房峠は、中の湯まで車両の通行可 その先は、徒歩になります。
昨年よりも、ひと月早い焼岳登山でした。
まだ、雪は多く残り、雪道歩きが楽しめました。
森を抜けて、穂高がよく見える稜線からの、登りがいつもきつい。
今回は、沢にもたくさん雪が残っているので、直登を試みる。
6本爪の軽アイゼンを装着して、急勾配の斜面をほぼ1時間半登り切る。
風向きで、硫黄の臭いが鼻につく。頂上からの眺めは最高に美しかったです。
頂上より見える、噴火口跡の湖は、まだ凍っていました。
上高地もクッキリ・ハッキリ見えます。
槍ヶ岳も見えます。
登山者の感想
ここ5年程、毎年登っている焼岳ですが、
今回が1番楽しめました。
五月晴れの空と、ほどよい加減の雪が単調な焼岳登山に魅力を増したのでしょうか。何度登っても飽きない、素敵な山です。
【登山者・記事 市民記者 やまもと】