中央アルプス 木曽駒ヶ岳・宝剣岳
今回は、木曽駒ヶ岳・中岳・宝剣岳 を紹介します。
木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)標高2.956M
宝剣岳(ほうけんだけ)標高2.931M
所在地 長野県木曽郡上松町・木曽町・上伊那郡宮田村
中央アルプスにあるこの山は、専用バスを使いロープウェイを利用して標高2612Mの千畳敷カールまでわずか7分半で行くことが出来ます。
松本からのアクセス方法
<マイカーの場合>
長野高速道路松本インターから駒ヶ根インターで下車(約30分)
駒ヶ根インターを出て右折約5分でバス乗り場に到着(普通車 1800円)
400円支払い、駐車場に車を停める。
ここから、専用バスに30分乗りしらびそ平ロープーウェイ乗り場へ到着
(往復料金 バス&ロープ-ウェイ=大人3800円)
<公共交通の場合>
JR駒ヶ根駅下車→路線バス→しらびそ平ロープウェイ乗り場
登山ルート ロープウェイ駅千畳敷〜中岳山頂・木曽駒岳山頂〜宝剣岳往復〜千畳敷駅
7月9日(月) 朝6時27分松本インター〜7時10分頃駐車場到着
臨時バスに乗り込み約30分でしらびそ平駅に到着
しらびそ平から、朝1番のロープウェイ8時に乗り込み、
約7分半で千畳敷駅に到着
8時15分歩き始める。
駅を出るとそこは、いきなり天上の世界が待っている。
千畳敷カールには、想像以上の積雪。
うかつにもストックを置いてきてしまったことを少し悔やむ。
雪の上を注意しながら、ゆっくり歩いていく。
道は、きつい登りになり更に雪道は続く。
しばらく歩くと、左手にオットセイ岩が見える。ここまで約20分。
八丁坂の急な登りが続くので、少しバテ気味。
でも、空を仰ぎ見ればその美しさに心は穏やかになる。
乗越浄土の稜線まで出るとここからは、なだらかな道が続く。
宝剣山荘、天狗荘が並んで建っている。ここから、中岳を越えて駒ヶ岳を目指す。
中岳を越えて、分岐の看板がある。行きは、右の道。帰りは巻き道(危険)を通る。
木曽駒岳の頂上まで、1時間40分。
頂上から左の道に約3分下ると、木曽山頂小屋があるので、トイレを借りる。
使用料200円を支払う。巻き道は尾根沿いを歩くので強風の日は危険かもしれないので、要注意。中岳をかわして、2つの山荘のところに戻る。
ここから宝剣岳を目指す。
登山前に宝剣山荘の人に尋ねると、宝剣岳からの千畳敷カールへは、積雪が多く、トラバスもあり危険なので、降りないようにと注意を受ける。
宝剣岳は、頂上から往復することにした。
頂上までは、さほど時間がかからなかったが、危険な岩場と更に危険な絶壁の鎖場を超えて頂上まで行く。初心者には不向きなコースですので、お勧め致しません。
登り始めてから、ちょうど4時間で駅に到着。
千畳敷カール剣ヶ池には、団体旅行の方々を始め大勢の人で賑わっていました。
帰りもロープーウェイに乗り、しらびそ平まで直下。
コマクサは、まだ咲いていませんでしたが、
きれいなお花がたくさん咲いていました↓
ハクサンイチゲ イワカガミ
チングルマ
駒ケ岳ロープウェイ
問い合わせ先 中央アルプス観光株式会社
住所 駒ヶ根市赤穂759-489 電話0265-83-3107
営業時間 夏季8時〜17時 冬季9時〜16時
料金 ロープウェイ 片道1100円 往復2200円
バス 駒ヶ根駅〜しらびそ平駅1000円
*臨時運転あり
登山者の感想
初めての中央アルプスは、松本から思ったよりは身近にいける距離にありました。
今年は残雪が多いようで、雪道の下りには少し苦労をしました。最高の空に恵まれましたが、木曽駒の頂上に着いたら、ガスに囲まれて下界の景色を楽しむことはできませんでした。1度に3峰を楽しめるコースです。但し宝剣岳は、危険を伴いますのでご注意ください。
また、森林限界超えています、晴れた日の日焼けは、覚悟してくださいね。
また、このエリアの魅力は、山荘などの施設が豊富なことです。
千畳敷ホテル、宝剣山荘、天狗荘、駒ケ岳頂上山荘、
頂上木曽小屋と5つの施設があります。
【登山者・記者 やまもと】