蝶ヶ岳。(オサバグサ探索編)
今回は、特定の場所にしか咲かない希少な花である「オサバグサ」の白い花を見に、蝶ヶ岳へといってきました。
<アクセス>
松本市内から蝶ヶ岳の登山口である「三股」へのアクセスは、以前の蝶ヶ岳・登山のブログをご覧下さい。→「蝶ヶ岳、アクセス」
<登山口「三股」→まめうち平。(2時間20分)>
三股登山口の駐車場からスタートしていきます。蝶ヶ岳の登山道の途中にはトイレがありません。なので、この写真の左側にトイレあるので、ここでしっかりとトイレを済ませてからスタートしていきましょう。
【注意!】僕達が登山した後、大雨による土砂崩れがありました。なので、蝶ヶ岳へ行かれる方は、必ず登山道の情報をチェックしてから行って下さい。くれぐれもよろしくお願いします。
軽トラックが通れるぐらいの林道を15分ほど進むと、その先に本当の登山口があります。ここで登山届を出すことが出来ます。長野県の条例でも登山届は必須です。よろしくお願いします。
登山口からスタートして、スグの細い吊り橋を渡って進むと、登山道は一気に急な登りになっていきます。その先には三股~蝶ヶ岳の登山道の名物である「ごじさん」があります! 倒木の切り株が怪獣の「ゴジラ」に見えますね!! 今年流行りの映画「ゴジラ、-1.0」の監督は松本市出身の方なのです! ぜひこの「ごじさん」を見に蝶ヶ岳登山して見て下さい。
「ごじさん」を過ぎてどんどん進むと、その先も急な階段の登りになっていきます。ここはグッと我慢しながら少し歩くペースを落として登っていきました。
急なジグザグの階段を上っていくと、いきなり平坦な「まめうち平」に到着しました。僕達は大体2時間ジャストぐらいで到着できました。ここにはベンチなどもあって広い場所なので、大休止をしてエネルギー補給をしました。
<オサバグサ>
これが今回見たかった「オサバグサ」です!!
<まめうち平→蝶ヶ岳山頂。(2時間40分程)>
「まめうち平」からは、また急な階段の連続する急登が続きます! 永遠に続くと思われる程の急登階段地獄になっていて、登っても登っても目の前に延々と急階段が表れます! 終わらない登り坂はメンタルがヤラれますね・・・。
蝶ヶ岳の稜線に到着しました! 今回も北アルプスNo,1と言われる程の、穂高連峰から~槍ヶ岳まで全部見えるパノラマの絶景が見えました!! 稜線に到着するまでは全く山の景色が見えないこのルートなのですが、稜線に到着するといきなりド~ンと見えてくる槍ヶ岳~穂高連峰が目の前の絶景パノラマの山岳景色は、本当に感動的です!!
蝶ヶ岳の山頂は、稜線に到着したポイントから少し左側へ回り込んだところにあります。
<蝶ヶ岳ヒュッテさんでランチ。>
そして、山頂からスグのところにある赤い屋根の「蝶ヶ岳ヒュッテ」さんで、この絶景のパノラマ景色を見ながらのランチを頂きました。 僕達はおでんセットを頂きました。周りの登山者の方はカルボナーラとビールの方がとても多かったですね! 名物なのでしょうか?・・・。この絶景を見ながらのランチは、本当に最高の気分です。
そして!、ライチョウさんにも逢えました。 ライチョウは絶滅危惧種の希少な鳥です。もし見つけてもカメラを持って追いかけたりストレスを与えないようにして、そっと遠くから撮影してあげて下さい。よろしくお願いします。
<下山。(約4時間程)>
ゆっくりランチをした後は、僕達は登ってきた同じ登山道を下って帰っていきました・・・。
<感想>
今回は6月の花の時期に合わせてこの三股~蝶ヶ岳の登山道を歩いて、「オサバグサ」の白い花を見る事が出来て本当に良かったです。そして北アルプス髄一の絶景パノラマも槍ヶ岳~穂高連峰まで全部見れて、ライチョウさんにも出会うことが出来て、3拍子揃った楽しい登山でした。この蝶ヶ岳からの大パノラマの絶景は、何度も来た事がある人でも毎回感動するぐらいの絶景です! 登った事が無い方は、ぜひ! オススメです。
(登山日:2024年6月6日。登山者&記者:ハタゴニアン)