岡宮神社は諏訪大社の流れを汲む、県下でも有数な歴史を誇る神社です。
その歴史を証明するものに、薙鎌が江戸時代以前に発掘されてています。江戸時代には北深志の総鎮守として松本藩歴代藩主から信仰されました。祭神は建御名方命で、現在の本殿は寛文3年(1663年)に藩主・水野忠職(ただもと)が寄進したものです。水野忠職は慶安年間(1648から651)に領内惣検地を行い、その検地台帳は明治時代の地租改正まで使われました。
現在の『松本城』は天正12年(1582)に小笠原氏が三河より攻め入り、深志城を『松本城』と改めたのが起源とされていますが、岡の宮神社は、松本城の地鎮祭を行っている神社でもあります。
歴史を伝えるものは数多くありますが、元禄3年(1690)に藩主・水野忠直が寄進した神輿は、市の重要文化財に指定されています。
新年祭 1月3日
例大祭 5月4日・5日
八坂祭(やさかさい) 7月14日
恵比寿講祭 11月19日
新嘗祭(にいなめさい) 11月19日
大祓祭 12月31日