Ohacoおはこ

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Ohaco
観光客で賑わう縄手通りから一歩路地に入ると、静かで落ち着いた空気が流れています。
高く広い窓ガラス、細い水路を跨ぐ階段を上り入り口に立って初めて店内の様子がわかります。

Ohacoはウクライナのビンテージ民族衣装販売を中心にリメイク、コーディネートの相談など、衣服の様々な側面をサポートする店です。

エントランスから続く明るく広々とした店内。通りから少し上っただけで独立した開放感があります。

ウクライナのソロチカ(SOROCHKA:シャツ、ブラウスなどに近い概念)は、手刺繍、手縫いなど手仕事ならではの細やかで暖かい手触りが魅力です。

現地では着る人の体型やサイズに合わせて作るものだそうです。日本では、うまくアレンジして、日本の生活に合わせて着て欲しいとのこと。店主の永田さんは以前から好きだったこの界隈で、自分の得意なこと、装うことにまつわる様々な相談やコーディネイトをしてゆきたいと話します。


・ウクライナのヴィンテージ民族衣装オリジナル服とその型紙の販売をします。
・ユニバーサルデザインリメイク:お気に入りの服、大切な服を年齢や体型の変化に合わせて手直しします。
・コーディネイトの相談:専門学校の講師だった経験を生かし、着こなしや合わせる小物などのアドバイスをします。また、靴やバッグなどとの合わせ方や他店情報なども提供します。

広々とした空間や作業台ですねとの問いに、「高校生が学校でのファッションショーの相談に来たり、購入しなくても色々な相談、あるいはちょっとした雑談をする人も来たりします。単に商品や売る店ではなく、衣服をきっかけに様々な情報交換ができる開かれた場所にする、それがこの店の本当の目的なのです。」と話されました。
 

店舗というものは一方通行で商品やサービスを提供するものでなく、お客さまからの情報をフィードバックしながら商品の価値や精度を高めてゆく創造の場であると感じました。また、店主の永田さんは何より「人が好き」「考えることが好き」なのだと思いました。

小さな路地にあるこの「秘密めいた不思議な場所」は松本の持つ芯の強さや奥の深さを強く感じさせるところです。

住所
松本市大手4-3-19
TEL
070-4491-1022
営業時間
10:00
18:00
定休日
毎週水曜日・第2火曜日
2019.11.11 ※経年変化により、記事の内容と現在の状況は異なる場合があります