当館は、市域の自然環境や文化、産業等の遺産の保護活用を図り、地域の多様な魅力や情報を発信し、人々が集い、学び、出会い交流し、未来を創造するための博物館です。
「ひとづくり―郷土松本を担うひとをつくる」「まちづくり―心豊かに夢がふくらみ育つまちをつくる」に寄与し、当館の社会教育施設としての役割を果たすため、美術館、図書館、公民館、文書館、学校を始め、ほかの関連機関と連携し、当館が担う「ハブ」としての機能を最大限に活かすため、市長部局をはじめとした庁内に限らず、市民、地域、企業とも連携を図ります。(松本市立博物館公式サイトより)
松本市立博物館の前身は、明治39年、当時の松本尋常高等小学校で開館した「明治三十七、八年戦役紀念館」にさかのぼります。その後松本市立博物館と改称し昭和27年には長野県ではじめての博物館法による登録を受けました。昭和43年「日本民俗資料館」として新たに開館。以来平成17年3月までの38年間、日本民俗資料館と松本市立博物館のふたつの名前を持つ施設として歩んできました。現在、松本まるごと博物館の中核施設として位置付けられています。