瘡守稲荷神社かさもりいなりじんじゃ

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伊勢町通り中央公民館Mウイング裏手の浄林寺に隣接する稲荷神社です。


稲荷神社は全国に3200社ほどあり、元々は稲作の豊作をもたらす農耕神でしたが、室町時代以降、商売繁盛の神として信仰されるようになりました。張子でできた巨大な白狐の狛犬が両脇に鎮座しています。
瘡守(かさもり)とは、疱瘡(天然痘)から人々を守るという意味です。疱瘡(天然痘)は伝染病として恐れられ、稲荷神社は伝染病からも地域を守ることが期待されました。
入り口には百度参りのために数え玉がついた百度石があります。

また社殿のカラフルな彫刻も見どころです。

住所
長野県松本市中央1-24
2018.9.3 ※経年変化により、記事の内容と現在の状況は異なる場合があります