舞台「博士の愛した数式」が誕生するまでを、作家と演出家それぞれの視点から迫る。
2023年2月に上演します『博士の愛した数式』の関連イベントとして、原作者である小川洋子さんと演出家の加藤拓也さんによるスペシャル対談が決定いたしました!小川さんがなぜこの作品を描こうと思ったのか、そして加藤さんにはこの作品を舞台化しようと思ったきっかけなど、舞台『博士の愛した数式』が誕生するまでを、作家と演出家、それぞれの視点からお話しいただきます。2022年に発表の短編集『掌に眠る舞台』では、舞台・劇場に関する物語を描くなど、舞台にも精通されている小川さんと、自身の劇団でも本作を上演した経験があり、近年ではテレビや映画など活躍の場を広げ注目されている加藤さんとの対談は、ここ松本でしか聞くことができません。原作ファンの方も舞台好きの方も、この機会をどうぞお見逃しなく!
登壇者:小川洋子(小説家)×加藤拓也(脚本家、演出家、映画監督)
□■□■□プロフィール□■□■□
小川洋子(おがわ・ようこ)
1962年岡山県生まれ。小説家。早稲田大学第一文学部卒。1991年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。’04年『博士の愛した数式』で読売文学賞と第一回本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、’06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。’07年フランス芸術文化勲章シュバリエ受章。’13年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、’20年『小箱』で野間文芸賞を受賞した。’21年菊池寛賞、紫綬褒章を受章。他の著書に『薬指の標本』『いつも彼らはどこかに』『掌に眠る舞台』等多数。海外にも愛読者を持つ。また、芥川賞選考委員、河合隼雄物語賞選考委員など務める。
加藤拓也(かとう・たくや)
1993年生まれ。大阪府出身。脚本家、演出家、映画監督。
「劇団た組」を主宰、全作品の脚本・演出を担当。NHKドラマ「きれいのくに」で第10回市川森一脚本賞を受賞。映画「わたし達はおとな」(2022年公開/監督/北京国際映画祭で主演女優賞受賞)、舞台「もはやしずか」(2022年アミューズ)、「ザ・ウェルキン」(2022年シス・カンパニー)、「友達」(2021年シス・カンパニー)など外部での活動も多数。
【芸術館レクチャーシリーズとは・・・】
演劇やダンス、歌舞伎など、舞台をより楽しむための《学び》の時間。まつもと市民芸術館では、皆さまの想像力をさらに刺激し、様々な面から興味を持ってご観劇いただくための「レクチャーシリーズ」を開講いたします。当館の自主事業公演に関連するゲストをお招きし、皆様と共に舞台芸術について学び、《知る》を楽しむ時間をお過ごしください。
会場 まつもと市民芸術館 小ホール 募集期間 2023年1月8日(日)10:00~ 参加料無料(要事前申込み・先着順)
定員:150名 (定員になり次第、申し込み締め切り) 申し込み まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)
[電話] 0263-33-2200
[窓口] 1階チケットカウンター
要事前申込み・先着順 備考 ※会場内での許可のない写真撮影・録音・録画は固くお断り致します。
※新型コロナウイルス感染拡大防のため、ご参加の際はマスクの着用をお願い致します。
※発熱・咳・咽頭痛等の症状がある方は、ご参加をご遠慮いただきますようお願い致します。 関連情報 『博士の愛した数式』