松本の五月は新緑に包まれ特に美しい季節です。松本市街地を中心に工芸を楽しむシーズンがまたやって来ます!
- 開催日
- 2021.4.29 (木) 〜 2021.5.31 (月)
- お問い合わせ
- 工芸の五月実行委員会10:00~17:00(毎週土・日定休) 0263-34-6557
江戸時代、松本は各地から集められた匠たちがたくさん居住する城下町として栄えました。
戦後には、柳宗悦の唱えた「民藝運動」に共感した人たちによって、木工、染織をはじめ、活発な工芸品制作がこの地でおこなわれ、こうした工芸と地域との長い関わりが礎となって、1985年、5月下旬の土日に行う人気イベント「クラフトフェアまつもと」が生まれました。
「工芸の五月」は、2007年にスタートしました。工芸というと堅苦しい印象もありますが、つまりは暮らしの道具や生活品のこと。
松本と工芸の深い関わりに着目し、そこに新たなエネルギーを加えようという企画です。
本年のイベントにつきましては、開催の方向で進めております。工芸の五月は4月29日~5月31日までとし、現在オフィシャルガイドブックを準備し、4月中旬頃に発行を予定しております。一部企画につきましては残念ながら見送りとなりましたが「はぐくむ工芸 子ども椅子展」「異形の宴」「みずみずしい日常」などは開催します。また、市施設・参加ギャラリー企画なども、感染対策をしていただきながら今年もご参加いただく予定ですが、それぞれの開催判断は店舗や主催者によって異なりますのでお出かけの際にはあらかじめご確認ください。
なお、工芸の五月最後を飾るクラフトフェアまつもと(5月29日・30日)に関しましても、展示空間に余裕を持たせるため出展者数を7割に減らし、長野県発表「イベント開催時に必要な感染防止策」に沿って感染対策を行い開催する予定です。またガイドラインも協会として準備中です。日々状況が変わっておりますので1ヶ月位前に開催判断を行い、中止の際には改めて発表する予定です。ただしその後不測の事態により開催直前の判断の可能性もありますのでご了承いただきたくお願い申し上げます。
マスクに隠れた笑顔を普通に見られる日まで、皆さん頑張りましょう。
工芸の五月実行委員会 実行委員長
NPO法人松本クラフト推進協会 代表理事
伊 藤 博 敏