アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、
医師・中村哲。
戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。
なぜ医者が井戸を掘り、用水路を建設したのか?
そして中村は何を考え、何を目指したのか?
「彼らは殺すために空を飛び、
我々は生きるために地面を掘る。」-中村哲
中村の誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年。
思いもよらぬ事態に直面し、中村の運命は大きく変わる。
それが“大干ばつ”だ。
渇きと飢えで人々は命を落とし、農業は壊滅。
医療で人々を支えるのは限界だった。
その時、中村は誰も想像しなかった決断をする。用水路の建設だ。
大河クナールから水を引き、乾いた大地を甦らせるというのだ。
しかし、医師にそんな大工事などできるのか?
戦闘ヘリが飛び交う戦火の中で、無謀とも言われた挑戦が始まった―。
※満席の場合は次回におまわりいただくこともございます。
ticket:前売り券1200円・当日券1500円(大学生1300円/中高生800円)
前売り券取り扱い場所:ちいさいおうち書店、凌雲堂、興文堂書店アイシティー店、興文堂書店平井店、水琴堂書店、
笠原書店岡谷本店、浅間温泉わいわい広場。