ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう
9月21日 10:30
松本市エムウイング6階ホール
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監督 平良いずみ
2025年製作/106分
配給:太秦
2016年、沖縄県は県民45万人に供給する水道水に化学物質PFAS(有機フッ素化合物)が含まれていたことを公表する。当時、多くの県民はPFASについて知らず、すぐに関心が高まることはなかったが、アメリカではがんや低体重出生といった健康への影響が確認されていた。その深刻さに気づいた沖縄の女性たちは街頭で涙ながらに訴え、調査や浄化を求めるようになる。しかし、汚染源とみられる米軍基地への立ち入り調査は拒まれ続け、汚染発覚から9年経ってもなお、汚染源の特定すらできずにいた。それでも子どもたちを守るために闘いを続ける女性たちは、国連を目指す。一方、アメリカやヨーロッパでは、PFASの有害性を重く見て規制が進められており、そのきっかけをつくったのも、現地の女性たちだった。
タイトルの「ウナイ」は、沖縄の言葉で「女性たち」を意味する。
トレンケ・ラウケン
9月21日(日)
Part1 13:00
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入替
Part2 15:25
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松本市エムウイング6階ホール
監督:ラウラ・シタレラ 出演 : ラウラ・パレーデス エセキエル・ピエリ
アルゼンチン、ドイツ / 2022 年/
Part1 (128分)Part2(132分)
協働的かつインディペンデントな映画制作を20年以上続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」。今、世界中の映画祭から注目されるこの集団の集大成的作品がラウラ・シタレラ監督『トレンケ・ラウケン』だ。今作は4時間超のボルヘス&ボラーニョ的迷宮ミステリーでありつつ、誰もが楽しめる娯楽作であり、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなど様々なジャンルや要素を越境しながら吸収して、誰も見たことのない境地へと観客を連れていく。