鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)
2月23日(祝)11:00 2月24日(土)11:00
まつもと市民芸術館小ホール
2023年製作/90分/G/日本
監督河邑厚徳 出演長倉洋海
(C)2023 アフガニスタン山の学校支援の会 ルミエール・プラス
ジャン・ユスターシュ映画祭
2月23日~25日
まつもと市民芸術館小ホール
DCP上映ジャン・ユスターシュ Jean Eustache
1938年11月30日、仏ジロンド県ペサックの労働者階級一家に生まれる。父は共産党員だった。両親の離婚後、母方の祖母に育てられ、その後ナルボンヌに住む母と暮らし始める。同地で電気工の職業適性証書を取得。57年にパリに出て、フランス国有鉄道の一般工員として働く。シネマテーク・フランセーズに足しげく通う映画狂でもあった。また59年、アルジェリアへの徴兵忌避で手首を切って自殺を試み、短期間精神病棟に送られた。カイエ・デュ・シネマ誌で秘書を務めていた妻ジャネット・ドゥロを介して、あるいはシネマテーク通いをつうじてジャン゠リュック・ゴダール、エリック・ロメール、ジャン・ドゥーシェ、ジャン゠ピエール・レオー、ポール・ヴェッキアリといった映画関係者と知己の仲となりロメールやドゥーシェの短編映画製作に参加。62年にはヴェッキアリの助力で、初監督作にあたる短編『夜会』(未完)を、翌63年に中編『わるい仲間』を発表した。67年にドゥロと離婚した後、交際した女性の一人フランソワーズ・ルブランとの関係に一部基づいた初の長編劇映画監督作『ママと娼婦』(73)で一躍国際的注目を集めるが、続く長編劇映画『ぼくの小さな恋人たち』(74)は興行的に失敗。以後は実験的な短編・中編映画、および記録映画のみを監督。81年5月にギリシャでテラスから落下、脚を骨折。残りの人生を脚が不自由なまま過ごすことになると知り絶望する。同年11月5日、パリの自宅で拳銃自殺を遂げる。
『ママと娼婦』
2月23日(祝)13:00 2月24日(土)14:00
1973年/フランス/⽩⿊/219分
出演:ベルナデット・ラフォン ジャン゠ピエール・レオー フランソワーズ・ルブラン
「ぼくの小さな恋人たち」
2月23日(祝)17:00 2月24日(土)19:00
1974年/フランス/カラー/123分
出演:マルタン・ローブ イングリット・カーフェン ジャクリーヌ・デュフレンヌ
『わるい仲間』『サンタクロースの眼は⻘い』
2月23日(祝)19:30 2月25日(日)10:30
悪い仲間 1963年/フランス/⽩⿊/39分
出演:アリスティド・ドメニコ ダニエル・バール ドミニク・ジェール
『サンタクロースの眼は⻘い』※『わるい仲間』に引き続き上映 1966年/フランス/⽩⿊/47分
出演:ジャン゠ピエール・レオー
ジェラール・ジメルマン
ルネ・ジルソン
彼方のうた
2月25日 13:30 まつもと市民芸術館小ホール
監督杉田協士
出演:小川あん 中村優子 眞島秀和
2023年製作/84分/日本
配給:イハフィルムズ
DCP上映
(C)2023 Nekojarashi Inc.