明日になれば~アフガニスタン、女たちの決断~
下記にて前売券販売中
7月10日 10:30~ まつもと市民芸術館小ホール
監督 サハラ・カリミ
脚本 サハラ・カリミ、サミ・ハシブ・ナビザダ
出演 アレズー・アリアプール フェレシュタ・アフシャール ハシバ・エブラヒミ
2019年 アフガニスタン・イラン・フランス ペルシャ語、ダリ語 83分
©2019 Noori Pictures 配給:NEGA
2021年8月、イスラム原理主義組織タリバンによって制圧されたアフガニスタン。カブール掌握後初の記者会見で、タリバンの報道担当幹部は女性の権利は「シャリア(イスラム法)の枠組みの中」で尊重されると発表したが、その真意はまだ明かされない。世界が懸念する中、本作ではカブールで生きる、リアルな彼女たちの生活が映される…。義父母の面倒を見ながら家事に追われる孤独な妊婦。7年間浮気し続けた夫と離婚を決意するも、妊娠が発覚した高学歴のテレビニュース・キャスター。妊娠したと同時に姿を消した恋人がいながら、いとこのプロポーズを受け入れた18歳の少女--年齢、生活環境、社会的背景が異なる3人のアフガニスタン女性が初めて直面する人生の試練をそれぞれ描いたオムニバス・ドラマ。本作はアフガニスタン映画機構(Afghan Film)初の女性会長を務める新鋭、サハラ・カリミの長編監督デビュー作にして、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門出品となった。タリバン政権下になり、彼女たちにどんな影響があるのか、さらなる試練を考えずにはいられない…。今、世界が注目する、アフガニスタンを舞台にした女性たちのドラマ。
スープ。とイデオロギー
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7月10日 13:00~ まつもと市民芸術館小ホール
アフタートーク
ご登壇 ヤン ヨンヒ監督
プロデューサー 荒井カオルさん(長野市出身)
2021年製作/118分/G/韓国・日本合作 配給:東風 (C)PLACE TO BE, Yang Yonghi
監督は『ディア・ピョンヤン』『かぞくのくに』など、朝鮮半島と日本の悲劇的な歴史のうねりを生きる在日コリアン家族の肖像を親密なタッチで写し続けてきたヤン ヨンヒ。本作ではクレイ人形やアニメーションを駆使して母が語ってこなかった記憶を鮮やかにスクリーンに照らし出す。音楽監督を務めたのは『お嬢さん』『タクシー運転手 約束は海を越えて』など、名だたるヒット作を生み出してきたチョ・ヨンウク。
なぜ父と母は、頑なに“北”を信じ続けてきたのか? ついに明かされる母の秘密。あたらしい家族の存在…。これまで多くの映画ファンを魅了してきた、あの〈家族の物語〉が、まったくあらたな様相をおびて浮かび上がる。