レッド・サン
1月25日(土)
①10:30 ②14:40
まつもと市民芸術館小ホール
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監督:テレンス・ヤング
出演: 三船敏郎 チャールズ・ブロンソンアラン・ドロン
1971年製作/116分
フランス・イタリア・スペイン合作 配給:コピアポア・フィルム
映画創成期以来、脈々と続いてきた長い西部劇の歴史の中で、いきなり大型ハリケーン級の爆風を巻き起こしたのが、この『レッド・サン 4Kデジタルリマスター版』だ。ウェスタンにサムライを登場させるという奇抜な企画を、初代「007」シリーズの名匠テレンス・ヤングがメガホンをとり、日本映画界のレジェンド三船敏郎、アメリカン・アクションの第一人者チャールズ・ブロンソン、稀代の美貌をほこるフランス一の名優アラン・ドロンという史上最強の三大スターが豪華共演して実現させた本作。どこまでも広がる荒野、男たちの闘いと奇妙な友情、並んで大地を駆け巡る侍とカウボーイ、そしてなによりも美しき悪役ドロン、豪快で快活なブロンソン、武士道精神を体現する三船それぞれの勇姿。公開から50年以上経った現在も世界中の映画ファンの心を掴み続けている。アクション、ユーモア、スリル、サスペンスとエンターテイメントの醍醐味をすべて詰め込んだ規格外の大作が、元気のない日本を熱く燃えたぎらせる!
ソイレント・グリーン
1月25日(土)
①12:45 ②16:50
まつもと市民芸術館小ホール
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監督: リチャード・フライシャー
出演: チャールトン・ヘストン エドワード・G・ロビンソン
1973年製作/97分/アメリカ 配給:コピアポア・フィルム (C)2024 WBEI.
2022年、ニューヨークは人口超過密都市となった。人々は仕事も家も失い、電力の配給もマヒ状態。肉や野菜は希少品で、多くの市民は“究極の栄養食”を謳う新たな合成食品ソイレント・グリーンが配給されるのを待ちわびている。この食品を生産するソイレント社の幹部が殺された事件を追う殺人課の刑事ソーンは、現場となった高級マンションの豪勢な生活に目を見張る。情報に通じた“人間ブック”こと、ソル・ロス老人の協力で捜査を続けるソーンだが、ソイレント・グリーンの秘密を知った老人の足は、公営安楽死施設「ホーム」へと向かっていた・・・。彼を死に急がせたおぞましい真相とは何か。“ミラクルフード”の正体に勘づいたソーンにも、殺し屋たちの魔手が迫って来る。
地獄のSE
1月25日(土) 19時
まつもと市民芸術館小ホール
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監督:川上さわ
出演: 綴由良 瞳水ひまり 海沼未羽
2024年製作/72分/DCP
川上さわ監督 海沼未羽さん アフタートーク予定
19歳の時に手がけた初監督作「散文、ただしルール」がカナザワ映画祭2022「期待の新人監督」にてグランプリを受賞した川上さわが、そのスカラシップ作品として完成させた長編作品。海辺の町を舞台に、中学生たちの青春を独創性あふれる映像で描きだす。
14歳の天野モモは電車の中で、町に「狂い」の雰囲気が解き放たれる瞬間を目撃する。しかし天野は自分の恋に忙しく、異変を気に留める余裕などなかった。一方、天野が思いを寄せる同い年の早坂にに子は、その狂いの波に乗るが……。
特殊画面や字幕、登場人物の心象風景をグロテスクに表現するアニメーションなどを用いてリアルとフィクションのズレを意図的に取り込み、異質な劇空間を構築している。
川上さわ監督最新作
ワニ・生活@@
地獄のSEと2本立決定
2024|20分 DCP
監督・脚本・編集:川上さわ
撮影・スチール:兒崎七海
音楽:にゃにゃんがプー
プロデューサー:吉野勘太
助監督:後藤聖弥|録音:金田百花、盛田葵生|照明:丸山結衣音|衣装:兒崎七海、竹井香蓮|美術:井上佳乃|制作:中村駿介、盛田葵生 ©川上さわ
出演 端栞里、新谷ゆづみ、竹内春、佐々木美帆、 陣野小和、可児正、honninman
港に灯がともる
1月26日(日)
10:30~
まつもと市民芸術館小ホール
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監督:安達もじり (「カムカムエヴリバディ」)
出演: 富田望生 伊藤万理華 青木柚
2025年製作/119分/日本 配給:太秦 DCP (C)Minato Studio 2025
阪神淡路大震災の翌月に神戸に生まれた在日韓国人3世の女性を主人公に、高校卒業から12年間にわたる葛藤と模索の日々をつづったドラマ。自身の出自と親から聞かされる震災の記憶の板挟みになり双極性障害を発症した主人公が、コロナ禍を経て回復を目指すなかで希望を見いだしていく姿を描く。
1995年の震災で甚大な被害を受けた神戸市長田区。当時そこに暮らしていた在日韓国人・金子家の娘として生まれた灯(あかり)は、両親から家族の歴史や震災当時の話を聞かされても実感を持てず、どこか孤独と苛立ちを募らせていた。震災で仕事を失った父・一雄は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れている。やがて、しっかり者の姉・美悠が日本への帰化を進めようとしたことから、家族はさらに傾いていく。
夜のまにまに
1月26日(日) 13:00~
まつもと市民芸術館小ホール
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磯部鉄平監督アフタートーク予定
監督:磯部鉄平
出演: 加部亜門 山本奈衣瑠
2023年製作/116分/DCP 配給:ABCリブラ
(C)belly roll film
舞台は大阪、映画館でのボーイミーツガールを描いた物語。
大阪の映画館、第七藝術劇場の協力を得て、映画館で出会った男女が再会をきっかけに徐々に惹かれあっていく様を描く。どこか人任せなフリーターの新平(加部亜門)は、幼馴染で彼女の咲と別れた日、訪れた映画館で佳純(山本奈衣瑠)と出会う。意気投合し、夜の街で一緒に過ごす二人。しばらくすると、新平のバイト先のカフェで佳純が働き始める。
再会に驚く新平だったが、佳純から“彼氏の浮気調査を手伝ってほしい”と頼まれ、探偵の真似ごとをする羽目に。
強引な佳純に振り回されながらも、新平は少しずつ彼女に惹かれていくが…