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松本CINEMAセレクト映画上映会『ラウラ・シタレラ監督特集 響きあう秘密』

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松本CINEMAセレクト映画上映会『ラウラ・シタレラ監督特集  響きあう秘密』
開催日
2025.9.13 (土)
営業時間
13:30 -
料金

鑑賞料

当日券一般
¥1,800
当日券大・高校生
¥1,400
前売り券
¥1,400
*はしごチケットのサービスあります。
お問い合わせ
松本CINEMAセレクト 0263-98-4928
URL
https://www.cinema-select.com/これからの上映予定/

ラウラ・シタレラ監督特集

響きあう秘密

9月13日(土)

松本市エムウイング6階ホール

<ラウラ・シタレラLaura Citarella>

1981年、ブエノスアイレス州ラプラタに生まれる。ブエノスアイレス映画大学の監督コースを卒業。2005年より、マリアノ・ジナス、アレホ・モギシャンスキー、アグスティン・メンディラルスとともに映画製作会社エル・パンペロ・シネの一員となる

エル・パンペロ・シネ常連の役者やスタッフとシタレラが作り上げたこのサーガでは、個々の作品の謎めいた魅力がきらめきつつ、すべての物語が奇跡的に連動していきます。『トレンケ・ラウケン』を見る前に、シタレラたちが織りなす壮大な世界の秘密にもっと近づいてみませんか。

 

オステンデ

9月13日(土)

①13:30  ②19:00

監督:ラウラ・シタレラ

出演:ラウラ・パレーデス   フリアン・テジョ

2011年/アルゼンチン/85分

ラジオのクイズコンテストの懸賞で、ブエノスアイレス近郊オステンデのホテルを訪れたラウラ。だがリゾートはシーズンオフ。後から合流する彼氏を待つ間、彼女は2人の若い女を連れた中年男を観察しはじめる。男の奇炒な態度に好奇心をくすぐられ、密かにくり広げられているかもしれない中年男をめぐる物語を解き明かそうと想像をふくらませてゆくが…。ヒッチコックやロメールへ目配せをしつつ、日常に潜むフィクションにのめり込む女性を描いた監督デビュー作。シタレラは『トレンケ・ラウケン』に連なるサーガの一篇であり、異なる世界にいる同じ登場人物の物語だと語っている。

 

ドッグ・レディ

9月13日(土)  15:20

監督:ラウラ・シタレラ

出演:ペロニカ・ジナス  フリアナ・ムラス

2015年/アルゼンチン/98分

 

ひとりの女性がたくさんの犬に囲まれて、平原を横切っていく。 彼女はブエノスアイレス郊外の空き地に自らの手で建てた小屋で、10匹の犬とともにひっそりと暮らしている。金も使わず、言葉も喋らず、社会からはみ出たような謎の女。だが無秩序に肥大化した大都市の周縁には、彼女のような謎が謎のままで存在できる世界が広がっている。狩りに出て、食事をし、水辺を眺め、やがて死ぬ。そんな原初的な自由が許された世界の、彼女は名もなき観察者なのかもしれない。主人公を演じるのはエル・パンペロ・シネのマリアノ・ジナスの姉ベロニカ・ジナス。ベロニカの発案を彼女とシタレラが共同監督した作品。

 

詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行く

9月13日(土) 17:10

監督:ラウラ・シタレラ   メルセデス・ハルフォン

出演:マルティン・ロドリゲス   マルセリーナ・ハルマ

2019年/アルゼンチン/98分

 

フアナ・ビニョッシという詩人が死んだ。彼女の詩を世に遺したいと願う若い詩人メルセデス・ハルフォンは、ラウラ・シタレラたちとビニョッシについての映画を作ることにする。遺品を整理しながらビニョッシの詩に向き合う女性たち。プロットもなくはじまったこのプロジェクトは、彼女たちが予想だにしなかった複雑で繊細なものへと進化していく。『トレンケ・ラウケン』と同時期に制作された今作では、アレクサンドラ・コロンタイや書物への書き込みといった共通のエピソードが語られ、シタレラ作品の最重要テーマである「共同体への希求」が、軽やかに切実に記録されている。

  • Mウィング(松本市中央公民館)

    Mウィング(松本市中央公民館)

    〒390-0811 長野県松本市中央1丁目18−1 Mウイング南
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    中央自動車道 松本インターから 約15分
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