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松本CINEMAセレクト映画上映会『アポロンの地獄』『没後15周年 イングマール・ベルイマン監督特集』

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松本CINEMAセレクト映画上映会『アポロンの地獄』『没後15周年 イングマール・ベルイマン監督特集』
開催日
2022.6.12 (日)
営業時間
10:30 -
料金

鑑賞料

前売り券
¥1,400
当日券一般
¥1,800
当日券大・高校生
¥1,400
お問い合わせ
松本CINEMAセレクト 0263-98-4928
URL
https://www.cinema-select.com/これからの上映予定/

『アポロンの地獄』

6月12日 10:30~

松本市Mウイング 6階ホール

下記にて前売券発売中

https://teket.jp/1841/12807

1967年/イタリア語/カラー/105分/ビスタ
(c) LICENSED BY COMPASS FILM SRL – ROME – ITALY. ALL RIGHTS RESERVED.

出演 フランコ・チッティ シルヴァーナ・マンガーノ  アリダ・ヴァリ
ヴェネチア国際映画祭 映画による芸術・文学・科学の普及国際委員会受賞
1969年度キネマ旬報 外国映画1位

ギリシャ悲劇『オイディプス王』の映画化作品。コリントスの青年オイディプスは、母と交わり父を殺す、という神託を得る。予言を恐れた彼は、故郷を捨て、荒野をさまよううちライオス王と出会う。そのライオス王こそ、オイディプスの真の父親であった……。

格調高い映像美で描くパゾリーニの問題作

 

没後15周年 イングマール・ベルイマン監督特集

スウェーデンが生んだ“20世紀最大の巨匠” 

日本最終上映作品特集

6月末で国内上映権切れ

スタンリー・キューブリック、スティーヴン・スピルバーグ、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー…今日の巨匠と呼ばれる映画監督たちに尊敬され、世界中から称賛される20世紀が生んだ唯一無二の映画作家イングマール・ベルイマン。ベルイマンの遺した作品にオマージュを捧げる監督は数知れず、没後15年が経った今もなお、ウェス・アンダーソンやミア・ハンセン=ラヴ、アリ・アスター、グザヴィエ・ドランなど、近年の映画作家たちに影響を与え続けています。

「愛と欲望」・「生と死」・「神と宗教の存在」といった普遍的なテーマを軸に、人間の内面に潜む「孤独」や「葛藤」をすくいあげ、人間の本質を追求し続けたベルイマン。独創的で奥深い心理描写と革新的な色彩表現は、登場人物の心の痛みが聞こえるほどに生々しく、観る者の感情を大きく揺さぶります。そして北欧特有の壮大な自然は厳しくもあたたかく、息をのむほど美しいシーンとして登場します。

しばしば難解なイメージが先行する監督ですが、私たちの感性に語りかけるベルイマンのメッセージは現代でも鮮烈な衝撃と喜びを与えてくれるでしょう。

今回、『魔術師』・『仮面/ペルソナ』・『叫びとささやき』日本最終上映と題してベルイマンの世界を象徴する特集上映を開催します。ベルイマンの至福の世界に浸る、最後の機会を、心ゆくまでどうぞご堪能ください。

6月12日 13:00

松本市Mウイング6階ホール

『仮面/ペルソナ』Persona  *日本最終上映

前売券は下記にて発売中

https://teket.jp/1841/12837

第2回全米批評家協会賞 作品賞・監督賞・主演女優賞

1966年/スウェーデン/スタンダード/モノクロ/82分

出演:ビビ・アンデショーン、リヴ・ウルマン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
(c) 1966 AB SVENSK FILMINDUSTRI

失語症に陥ったスター女優と、彼女を看病することになった看護師。海辺の別荘でふたりだけで生活していくうちに、お互い自意識の“仮面”が剥がされ、溶け合い、交錯していく…。分身-ドッペルゲンガ-をテーマに「映画」と名付けられる予定だった本作は、ベルイマンによる映画論だ。終生にわたるパートナーとなったリヴ・ウルマンは、本作で出会い、以降ともに傑作を生みだしていくことになる。

6月12日 14:40

松本市Mウイング6階ホール

『叫びとささやき』Viskningar och rop*日本最終

下記にて前売券発売中

https://teket.jp/1841/12833

第46回アカデミー賞 撮影賞

第7回全米批評家協会賞 脚本賞・撮影賞

第47回キネ旬 外国映画ベストテン第2位

第26回カンヌ国際映画祭

  フランス映画高等技術委員会賞

1972年/スウェーデン/ビスタ/カラー/91分
出演:ハリエット・アンデルセン、カリ・シルヴァン、イングリッド・チューリン、リヴ・ウルマン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト 音楽:フレデリック・ショパン、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

(c) 1973 AB SVENSK FILMINDUSTRI

19世紀末のスウェーデンの大邸宅。優雅な生活を送る上流階級の3人姉妹と召使。4人の女性のそれぞれの愛と孤独、生と性の断片を強烈な赤のイメージで抉り出し、まさにベルイマン芸術のエッセンスが花開いた名作。トリュフォーが絶賛し、アメリカでのベルイマンの最大のヒット作となった。

 

6月12日 16:15

松本市Mウイング6階ホール

『魔術師』 Ansiktet 

 *日本最終上映

下記から前売券発売中

https://teket.jp/1841/12835

第20回ヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞

1958年/スウェーデン/モノクロ/99分
出演:マックス・フォン・シドー イングリッド・チューリン
撮影:グンナール・フィッシェル
(c) 1958 AB SVENSK FILMINDUSTRI

怪奇現象、超能力、交霊術…といったオカルト的要素に科学と呪術、芸術と権力などの二項対立をごった煮で凝縮し、愉快なエンタテイメントへと昇華した初期の到達点。旅廻りのマジシャンの一座と、彼らの見世物のトリックを見破ろうとする役人たちの一夜のいたちごっこを描く。ベルイマンが問う、芸術家とショー・ビジネスの正体。

  • Mウィング(松本市中央公民館)

    Mウィング(松本市中央公民館)

    〒390-0811 長野県松本市中央1丁目18−1 Mウイング南
    徒歩
    松本駅から徒歩5分
    バス
    タウンスニーカー 北コース「伊勢町Mウイング」バス停下車
    中央自動車道 松本インターから 約15分
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