一昨年の冬のカーニバルの第二弾!
バーレスクはボードビル、バリエテ、キャバレーそして寄席芸などとほとんど同義語の19世期末から20世紀初頭にヨーロッパに広まった大衆芸能でありながら、当時の既成の権威的芸術をぶち壊そうとした大勢の芸術家たちが参加した運動でもあったのです。寒い冬にメディアガーデンに再び出現するとびきり楽しいナンセンスボードビルショウ!
真冬の松本をホットにする21世紀のバーレスクにご期待ください!
原作:加藤道夫『思い出を売る男』より/フェルナンド・アラバール『戦場のピクニック』より/串田和美『もっと泣いてよ、フラッパー』より
脚本・演出・美術:串田和美
音楽:Dr.kyOn
振付:山田うん
出演:香寿たつき 秋本奈緒美 吉野圭吾 内田紳一郎 引間文佳
近藤隼 武居卓 細川貴司 下地尚子 深沢豊 草光純太 毛利悟巳 竹川絵美夏 串田和美
演奏:Dr.kyOn(P) 塚本功(G) 木村おうじ(Dr)
会場:信毎メディアガーデン
https://www.shinmai-mediagarden.jp/
冬のカーニバルシリーズとは…
観光シーズンの夏ではなく冬にこそ楽しめる作品を、という市民の要望により2019年に誕生したシリーズです。第一弾のコンセプトは参加型作品。難解と敬遠されがちなブレヒト作品を生演奏と食事つきでエンターテインメントに仕上げました。
第二弾となる今回のコンセプトはバラエティー。3つの作品を厳選し、音楽と踊りと演劇を織り交ぜたオムニバス形式でお届けします。
作品紹介
Ⅰ.『思い出を売る男』より 原作:加藤道夫
1951年発表。舞台初演は1953年文学座(演出:戌井一郎)劇団四季でも繰り返し上演されている戯曲。終戦間もない東京の薄暗い裏街に、一人の男がオルゴールを鳴らし、古ぼけたサクソフォンを吹きながら「思い出」を売っていた。彼の奏でる音楽に誘われて様々な人が集まってきて・・・。
Ⅱ. 『戦場のピクニック』より 原作:フェルナンド・アラバール
スペインの劇作家、フェルナンド・アラバールの名作。戦場。激しい戦闘におびえる兵士ザポ。そこへ彼の両親がピクニックをしようとやってくる。困惑するザポは二人を帰そうとするが、いつしか彼らのペースに巻き込まれ、楽しいピクニックが始まる。そこに突然敵兵が・・・。
Ⅲ. 『もっと泣いてよフラッパー』より 作:串田和美
オンシアター自由劇場の『上海バンスキング』と並ぶ人気作。1920年代の空想のシカゴで繰り広げられるクラブの踊り子、落ち目のギャング、八百長ボクサーたちの恋物語をキャバレーショウのように散りばめた作品。
◆東京公演発売日延期のお知らせ◆
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、1都3県において緊急事態宣言発出の状況を考慮し、
東京公演のチケット発売を延期することといたしました。
発売日 1/9(土)→→→1/30(土)
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
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東京公演あり
会場:東京芸術劇場シアターウエスト
https://www.geigeki.jp/
公演日程:2021年2月26日(金)~3月2日(火)
料金:【全席指定・税込】一般:6000円 高校生以下:1000円(要年齢確認、枚数限定、東京芸術劇場ボックスオフィスのみで取扱い)
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