「発掘された松本2024~松本市遺跡発掘報告会~」は、令和6年(2024年)に松本市内で実施した発掘調査の成果を、実際に現場で調査を進めた担当職員が解説する報告会です。
また、「発掘された松本」が25回目を迎えた節目として記念講演も開催します。
松本市の考古学の最新情報を手に入れるチャンスです。ぜひお誘い合ってお越しください!
記念講演
「考古ボーイが見た発掘と、生業に見る松本の大昔」
講師:弘前大学 上條 信彦 教授
上條先生は松本市に生まれ育ちました。
少年時代に市内の発掘調査現場へ訪れたことがきっかけで考古学を志すようになり、現在はおもに北日本の縄文時代を研究されています。
上條先生の楽しい思い出があふれる記念講演になりそうですね!
発掘調査報告
- 報告1 島内山田遺跡第4次・北部古窯址群第6・7次 ~須恵器の登り窯を発見、円面硯(えんめんけん)も出た!~
円面硯出土状況 - 報告2 平田北遺跡第7次 ~多数出土!中世のカワラケ~
遺構の状況 - 報告3 史跡松本城 本丸跡第7次・天守台第2次 ~初の天守内大規模調査~
乾小天守掘削状況 - 報告4 史跡松本城 南外堀第7次・西外堀第6次 ~木杭列と腰巻石垣が出土!今とは異なる外堀の姿~
木杭列掘削状況 - 松本市周辺の発掘紹介
内畑遺跡(塩尻市) ~平安時代のムラを発見!~
松本市遺跡発掘報告会では、松本市周辺で行われた遺跡発掘調査の成果についても、調査を担当された方に発表していただく機会を令和5年度から設けています。
松本市と共通する歴史的・地理的環境を有する周辺市町村の発掘調査成果を学ぶことで、松本市の歴史についての理解がより深められます。
今回は、塩尻市で行われた内畑(うちばたけ)遺跡の発掘調査が登場です!
竪穴住居跡
参加費
無料
参加申込
不要
直接会場へお越しください!
※駐車場に限りがございますので、ご来場の際はできるだけ公共交通機関をご利用ください。
レジュメ資料
当日配布資料のPDFデータは、令和7年2月10日(月曜日)からこのホームページに掲載します。
冊子(紙)のレジュメは次の施設で配布します。
- 文化財課 文化財担当(松本市大手3-8-13 松本市役所大手事務所6階)
- 文化財課 埋蔵文化財担当(松本市中山3738-1)
- 松本市立考古博物館(松本市中山3738-1)
※文化財課は令和7年2月10日(月曜日)から、松本市立考古博物館は令和7年2月11日(火曜日・祝日)から取り扱います。
※希望される方には冊子をご郵送します。文化財課 埋蔵文化財担当までご連絡ください。
関連イベント・速報展「発掘された松本2024」のご案内
速報展は、令和6年(2024年)の松本市内の発掘調査成果として得られた出土品や写真パネルを展示する展覧会です。
ぜひ報告会と合わせてご覧ください!
- 開催期間:令和7年(2025年)2月8日(土曜日)~3月30日(日曜日)
- 会場:松本市立考古博物館 2階 企画展示室(松本市中山3738-1)
- 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 入館料:高校生以上200円、中学生以下無料
- 休館日:2月は平日休館、3月は月曜日休館
※詳細は以下のリンク先をご参照ください。