●『カニバイシュ』
7月11日(金) 19:30 BD
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『過去と現在 昔の恋、今の恋』(1972)以来、オリヴェイラ作品の⾳楽を担当したジョアン・パエスと共に作られたオペラ・ブッファ(喜劇的なオペラ)映画。厳粛な雰囲気に満ちた貴族たちの晩餐会は、やがて驚愕の展開を⾒せる。⼈間、動物、機械などあらゆる境界が侵犯し、奇想天外なユーモアが炸裂する怪作。
監督・脚本:
マノエル・ド・オリヴェイラ
撮影:マリオ・バローゾ
出演:ルイス・ミゲル・シントラ
レオノール・シルヴェイラ
1988年製作/99分
★『アブラハム渓谷<完全版>』
7月19(土) 日 17:10 DCP
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フロベール「ボヴァリー夫⼈」をポルトガル⽂学の巨匠アグスティナ・ベッサ=ルイスが翻案し、原作を執筆。⾔葉、映像、そして⾳楽それぞれが⾃律しながら完全に調和する “⽂芸映画”の最⾼峰。男性的な世界/権⼒に詩的な想像⼒抵抗する⼥性、主⼈公エマの苦悩。ディレクターズ・カット版とも⾔える、本来の姿でスクリーンに蘇る。
監督・脚本:
マノエル・ド・オリヴェイラ
撮影:マリオ・バローゾ
出演:レオノール・シルヴェイラ
セシル・サンス・ド・アルバ
1993年製作/203分)
●『夜顔』(日)
7月20日 18:30 BD
1967 年のルイス・ブニュエル監督作『昼顔』の登場⼈物たちの38年後を描く。パリで偶然にも再会したアンリとセブリーヌ。アンリは過去の真実を打ち明けるという⼝実でセブリーヌとの⾷事の約束を取りつけるが……。ミシェル・ピコリが再びアンリ役で登場。⼀⽅、カトリーヌ・ドヌーブが演じたセブリーヌにはビュル・オジエが扮する。
監督・脚本:
マノエル・ド・オリヴェイラ
撮影:サビーヌ・ランスラン
出演:ビュル・オジェ
ミシェル・ピコリ
2006年製作/69分
●『訪問、あるいは記憶、 そして告白』 7月20 日(日)19:50 BD
映画製作の借⾦を返済するために、
⻑きにわたって過ごしたポルトの⾃
宅を⼿放さざるを得なくなったオリヴェイラが、1982年に制作した⾃伝的な作品。撮影以後、⾃らの死後に
発表するように⾔づけてシネマテーカ・ポルトゲーザに預けられていたが、2015年5⽉、⽣まれ故郷のポル
トに続いてリスボンで上映された。
監督、脚本:
マノエル・ド・オリヴェイラ
撮影監督:エルソ・ロック
出演:マノエル・ド・オリヴェイラ
1982年製作/68分
●『絶望の日』
8月1日(金) 19:00 BD
提供:キングレコード 配給・宣伝:プンクテ
19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコの最後の日々を映画化したドラマ。ブランコの手紙や調書、新聞記事などを基にオリベイラ監督が脚本を手がけ、ブランコの生家を舞台に、葛藤と苦悩の末に拳銃自殺を遂げるまでの姿を描きだす。
監督・脚本・台詞:
マノエル・ド・オリヴェイラ
撮影:マリオ・バローゾ
出演:テレーザ・マドルーガ
マリオ・バローゾ
1992年製作/77分
- 松本市エムウイング6階ホールにて上映
★まつもと市民芸術館小ホールにて上映