15年ぶりに松本CINEMAセレクトで上映させていたたきます。
その街のこども 劇場版
1月12日(日)
①10:30 ②15:30
まつもと市民芸術館小ホール
監督 井上剛 脚本 渡辺あや 音楽 大友良英 出演 森山未來 佐藤江梨子
2010年製作/日本 配給:トランスフォーマー
下記から前売券お求めになれます。各回限定30枚
阪神・淡路大震災から15年目にあたる2010年1月17日にNHKで放送されたドラマを、新たな映像を加えて再編集した劇場版。主演は実際に震災を体験している森山未來と佐藤江梨子。子どものころに震災を体験し、現在は東京で暮らす勇治と美夏。2人は“追悼のつどい”が行われる前日に神戸で偶然知り合い、15年目の朝を迎えるまで時間をともにすることに。復興を遂げた真夜中の神戸で、これまで語ることのできなかった2人の思いがあふれ出す。
キノ・ライカ 小さな町の映画館
1月12日(日)
①12:15 ②17:15 まつもと市民芸術館小ホール
下記から前売券お求めになれます
監督:ベリコ・ビダク
出演: アキ・カウリスマキ ジム・ジャームッシュ
2023年製作/81分
フランス・フィンランド合作
配給:ユーロスペース (C)43eparalleleproductions
北欧フィンランドの鉄鋼の町カルッキラ。深い森と湖と、今は使われなくなった鋳物工場しかなかった人口9000人の小さなその町に、はじめての映画館“キノ・ライカ”がまもなく誕生する。元工場の一角で自らの手で釘を打ち、椅子を取りつけ、スクリーンを張るのは映画監督のアキ・カウリスマキと仲間たち。キャデラックにバイク、ビールと音楽。まるでカウリスマキの映画から抜けでたようなその町で、住人たちは映画館への期待に胸をふくらませ、口々に映画について話しだす…。
これは豊かな自然のなかで芸術を愛して暮らす人々の、映画とカルッキラという町への想いをめぐる物語。そこにはカウリスマキの理想の映画館キノ・ライカが町にもたらした変化の兆し、これからの映画館の可能性がとらえられている。
ゴンドラ
1月12日(日)
①13:50 ②19:00
まつもと市民芸術館小ホール
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監督:ファイト・ヘルマー
出演: マチルデ・イルマン ニニ・ソセリア
2023年製作/85分 ドイツ・ジョージア合作
配給:ムヴィオラ
(C)VEIT HELMER-FILMPRODUKTION,BERLIN AND NATURA FILM,TBILISI
映画の主人公は、緑あふれる山の谷間をつなぐ古い2つのゴンドラ(ロープウェイ)とゴンドラの2人の女性乗務員。ゴンドラは行ったり来たり。世界のどこかに行くわけではないけれど。想像力があればどこへでも行けるのだ。映画にセリフはない。どこか懐かしいような音楽と、キャラクターたちの豊かな表情と、美しいロケーションが、観客に魔法をかける。東京国際映画祭はじめ世界62の映画祭に招待され、10の賞を受賞した『ゴンドラ』は、ヨーロッパでもアジアでも、国境をこえて、見る人を笑顔にしてしまう。ゴンドラは自由と幸福を乗せていく。