「ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき) 1989-1997」
Vol.1 血
1月17日(土) 14:00
松本市エムウイング6階ホール
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出演:ペドロ・エストネス
ヌーノ・フェレイラ
イネス・デ・メデイロス
ルイス・ミゲル・シントラ
1989年製作/99分/ポルトガル 配給:シネマトリックス
不安や恐れに苛まれる恋人たち、
幻想的な森、黒く光る沼、得体の知れない男たち…。
自らが受けた映画史と自国の記憶を色濃く反映し、「ポルトガル映画の最も美しい一本」との評価を得たペドロ・コスタ初の長編作品。
青年ヴィンセントは病に苦しむ父親を安楽死させ、墓地に埋める。父親の消息に疑問を持った伯父は青年の許にやってきて弟を連れ去ってしまった。一方、父親の負債の返済を求めて二人組が現れる。弟を取り返すべく動く青年を二人組が追っていく・・・。ペドロ・コスタ長編第1作となる本作はフィルムノワール的風貌を見せつつ、瑞々しく輝く画面が観る者を魅了する。マノエル・ド・オリヴェイラ作品常連のルイス・ミゲル・シントラが重要な役で華を添えている。
Vol.2 溶岩の家

1月18日(日) 11:00
松本市エムウイング6階ホール
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出演:イネス・デ・メデイロス
イサック・デ・バンコレ
エディット・スコブ
1994年/ 110分/ポルトガル・フランス・ドイツ
配給:シネマトリックス
アフリカ、カーボ・ヴェルデの言葉、習慣、気候、風土――
その現実的な生活と歴史を映画に取り込みながら、荒々しい色彩と感情に彩られた記念すべき長編第2作。看護師のマリアーナは、リスボンの工事現場で意識不明となった男レオンに付き添って彼の故郷カーボ・ヴェルデに向かうが、病人とともに荒野に取り残される。島民に病院まで運んでもらうが島民の誰一人として病人のことは語ろうとしなかった・・・。
本作の撮影後に、託された手紙をフォンタイーニャス地区に届けたことを契機に、“カーボ・ヴェルデから届いた手紙” というペドロ・コスタの重要なモチーフが生まれるきっかけとなった重要作。伝説的女優、エディット・スコブが特別出演している。
Vol.3 骨

1月18日(日) 13:15
松本市エムウイング6階ホール
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出演:ヴァンダ・ドゥアルテ
ヌーノ・ヴァス
マリア・リブキナ
イザベル・ルート
イネス・デ・メデイロス
1997年/ ポルトガル・フランス・ドイツ/98分
配給:シネマトリックス
赤ん坊を産んだティナはリスボン郊外にあるスラム街に戻ってくるが、夫は赤ん坊を連れて家を出て行ってしまう。彼は物乞いをし、看護婦のエドゥアルダと知り合い、彼女の家に居候するようになる。ティナの隣人クロチルドは家政婦をしているが、ある日エドゥアルダの家でティナの夫に出会う。スラム街フォンタイーニャスに住む人々を起用し、圧倒的なリアリズムで底辺の生活の厳しさを描き、高く評価された。『ヴァンダの部屋』のヴァンダも家政婦役で出演。
