美ヶ原高原のふもとは温泉の宝庫
美ヶ原高原のふもとは、古くから湯治場として栄えてきた。
山遊びの疲れを、風情ある温泉宿の湯で癒そう。
日本書紀に美ヶ原温泉や浅間温泉に関する記述があるほど、ふもとの温泉地は長い歴史をもっている。明治時代より発展した扉温泉もあり、いずれも個性的で情緒あふれる温泉宿がある。日帰り入浴施設も充実。もちろん帰りにひと汗流すのも良いけれど、せっかくならば山遊びの前後に泊まって、温泉地での滞在を楽しんでほしい。
浴衣で温泉街を散策
浅間温泉の温泉宿「富士乃湯」の大浴場。お肌がツルツルになるアルカリ性単純泉
左上)富士乃湯、ホテルおもとなどでは、浴衣のレンタルがある
左下)浅間温泉名物・宮島商店のお新粉餅
右)富士乃湯の女将
各温泉地の歴史と特徴
-
浅間温泉
江戸時代、初代松本藩主によって「御殿湯」が置かれたことにより発展。城主や臣下の武士たちの別邸が建ち並び、「松本の奥座敷」と呼ばれる。白米を粉にした新粉を使った「お新粉餅」など、独自の文化が残っている。
-
美ヶ原温泉
安土桃山時代から、松本の歴代城主の保養地として営まれていた温泉地。江戸時代の寛永以降に入浴施設が作られ、その後は湯治場として発展。街なかにある「湯の原の薬師堂」の入口には「お湯かけ地蔵」がある。
-
扉温泉
天の岩戸をかついだアマノタヂカラオノミコトが、ここを訪れた際に岩戸を置き忘れ、それが入山辺の扉岩になった、という言い伝えがある温泉地。車がなければたどり着けないが、静かな山奥にある温泉宿で人気が高い。
column
温泉街で苺摘み! 元気になれる「わいわい広場」
2019年7月、浅間温泉のほぼ中央にオープンしたわいわい広場。年間を通して栽培可能な“音泉苺”の摘み採り体験を提供する「音泉いちごハウス」、苺のスイーツ・手作りピザ・お弁当を提供する「カフェおちゃのわ」、長野県にちなんだおいしい食品を販売する「物産 えんの屋」、子どもたちが安心して遊べる「芝生公園」の4エリアで構成されている。浅間温泉に来たら、ぜひ足を運んでほしいスポット。
浅間温泉わいわい広場
松本市浅間温泉1-29-17
080-6933-0489
営業時間:4~11月 9:00~17:30(8月は延長あり)、
12~3月 9:30~17:00
定休日:木曜(12~3月)
https://www.yyhiroba.jp/
浅間温泉わいわい広場
松本市浅間温泉1-29-17
080-6933-0489
営業時間:4~11月 9:00~17:30(8月は延長あり)、
12~3月 9:30~17:00
定休日:木曜(12~3月)
https://www.yyhiroba.jp/
美ヶ原高原のふもとにある温泉宿・温泉施設
便利な日帰り温泉から快適な温泉宿まで。美ヶ原高原のふもとにある温泉スポットを紹介。