乗鞍岳山頂方面の紅葉が、一気に見頃です!

2018.9.25
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乗鞍岳山頂方面の紅葉が、一気に見頃です!

乗鞍岳の山頂方面の森林限界である標高2300m以上の紅葉が、一気に見頃になってきました。

 

今年の夏は非常に暑い猛暑の日が続き、7月~8月前半は雨がかなり少なかったので、今年の紅葉の色合いはどうなるのか?不安だったのですが、それでも乗鞍岳山頂方面の紅葉は美しい色合いになってきました。山の紅葉は一瞬なのです! 先週末の3連休から一気に色付いてきましたが、見頃は今週から~来週末までだと思います。(あくまで個人的な予想です。自然の事なので冷たい雨や雪になると葉が落ちてしまう可能性があるので、ご了承下さい。)

 

コチラは大雪渓前の駐車場から北側向きの景色です。槍・穂高連峰をとおくに見て、斜面全体が色彩のパレットのように色付いていました。

 

こちらは、標高2350mにある「位ヶ原山荘」周辺のようすです。この辺りは毎年、ダケカンバの樹の黄色い絨毯のような黄葉になります。ピークまではもうあと少しですね。

 

こちらは、3号カーブから富士見沢を見下ろした画像です。この沢の中には乗鞍岳登山道があります。位ヶ原山荘から~宝徳霊神までの登山道はちょうどこの素晴しい紅葉の中を通っているので、素晴しい色合いの紅葉を楽しむことができます。今年は乗鞍エコーラインの車道沿いの色合いがあまり良くありませんが、登山道沿いはキレイな色合いの樹が多く、登山道を歩いて行くと素晴しい紅葉を見る事ができると思います。

 

コチラは、3号カーブから乗鞍エコーラインを見下ろした画像です。森林限界の上に広がるハイマツの緑、ダケカンバの黄色、ナナカマドの赤色が素晴しい色彩のグラデーションを奏でています。

 

ナナカマドの深紅の色合いは感動的です! 「七回釜に入れて焼いた赤の色合い」という意味だそうです・・・。

 

そして、乗鞍エコーラインの車道沿いも、途中の「冷泉小屋」周辺の紅葉がキレイに色付いていました・・・。この辺りも車道から登山道に入ると紅葉している樹の中を通るので、キレイに紅葉を見る事が出来ると思います。

 

そして、紅葉狩りを楽しんだ後は、「位ヶ原山荘」でコーヒーを頂きました。この「位ヶ原山荘」は宿泊はもちろん、お昼ご飯を食べることもできます。休憩をしてほっとする、素晴しい時間が流れていきました・・・。

乗鞍観光協会公式ホームページはコチラ。→「乗鞍岳・紅葉