すすき川花火大会

2019.8.11
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すすき川花火大会

打ち上げる音を聴きながら、薄川に歩いて行きました。自宅からの道は暗いけれど、時折パアッと遠くの空が明るくなります。

大きな音、華やかな色彩。松商学園の脇の道から土手を上がると、人がいっぱい。腰を下ろしている人、立っている人。どこへも行けず、動けず、その場に留まったまま、楽しみました。

川風が花火が上がった後の煙をうまく流してくれます。

少し離れた、あがたの森でからも見ている人がたくさんいます。クルマも停められますからね。後ろから「何も近くから見なくていいんだよ」という会話が聞こえました。

芝生公園は、更に人でいっぱい。遠くで上がる花火をゆったりと楽しんでいました。出店もなければ、アナウンスも聞こえません。

子どもにとっては夜の芝生広場で走り回れるなんて、こんな日しかないかもしれません。

花火の合間には「右側が膨らんでいれば、上弦の月。今日は上弦の月だよ。」なんて声も聞こえます。

花火師にも、主催者にも聞こえないけれど、キレイな花火が終わると自然に拍手が起こります。

帰り道、住宅地では、玄関先に小さな椅子を出して、家と家の、ほんの狭い隙間から見える花火を楽しんでいる人もいました。