サイトウ・キネン・オーケストラの金管メンバー3人が、福祉施設を訪問して、音楽を届けました。
今日は2か所で演奏しました。
普段聞くことのできないプロの音楽を聴くことができる企画っていいですよね。

午前中は松本市並柳にある、「ラ・ナシカ　松本弐番館」で入所している皆さんに聴いてもらいました。

今日出演のメンバーは

曲目は
1.プーランク：ホルン、トランペット、トロンボーンのためのソナタFP33
2.J.S.バッハ：無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008－前奏曲（トロンボーン・ソロ）
3.マスカーニ：歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
4.フォスター：夢路より
アンコール・・・ジョプリン：エンターティナー

2番のバッハの曲はトロンボーンのソロでした。彼はイギリスから来た２６歳です。

最後の曲はお年寄りの方々も知っている曲だったようで体を揺らして聞き入っていました。大きな拍手でアンコールもありました。

午後は「岡田希望の家」で利用者さんやボランティアさん地域の方々に聴いてもらいました。
午前中と同じプログラムでした。


楽器の仕組みを紹介もしてくれました。金管楽器はマウスピースを使います。これだけだとビ～ビ～言うだけです。これを付けてトランペットとホルンはバルブを押さえて音を出します。トロンボーンはスライドを動かして音を出します。



演奏の後、子どもたちから手作りのハンカチと歌のプレゼントがありました。

一生懸命歌う「花は咲く」の歌に、3人も嬉しそうに聞いていました。